行うべき要件定義作業

SEO対策プロジェクトにおいても、要件の定義をしっかりすることは大事だと思います。では実際に要件定義書を作成する際にどうすればいいか、その場面における知識をまとめていきましょう。

まず、要件定義は一足トビではなく、順序を立ててそのとおりに進めるほうが、理路整然としていて、考慮漏れをふせぐことができると思います。

ではまず1つ目のステップとして、行うべきは情報収集です。

まずは「依頼ありきの情報」が必要だと思います。発注者からの最初の呼びかけから要件定義までにインプットされた情報や、提案書作成や概算見積もりに集めた情報がこれに当たります。

次に、そこから攻めていくための情報が必要だと思います。プロジェクトの計画をたてるために、過去に類似のプロジェクト実績があれば、その資料や要件定義書、スケジュール表などを用意して参考にするといいと思います。

次に、それら資料や要件の整理と分析です。「この内容で各所に働きかけてみます」といった具体的な作業への落とし込みのための要素を含みます。要件や作業の優先順位をつけて、取り組むための順序立て、場合によっては取捨選択を行って必要な要素を精査するといいと思います。

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの推進者であるため、発注者と制作者のハブとして機能します。なのでこの段階でプロジェクトマネージャーが頭の中で整理できていれば、今後の変更要求やプロジェクトのブレに対して建設的に対応できると思います。

最後に文書化です。

発注者との要件確認や、メンバー(情報設計、制作、進行管理などといった実作業にあたる人)へ、作業依頼のベースとして上記の内容から要件定義書を書き起こしましょう。

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