Web Storageとcookieとの違い

ブラウザへのデータ蓄積を行うものとして挙げられる「Web Storage」と「Cookie」であっても、その目的は大きく異なり、状況に合わせて使い分けるということは必要と言えるでしょう。同じような働きに思われる「Cookie」と「Web Storage」ですが、その違いを明確に知っておくことで、適切に使い分けることができるでしょう。まず、この2つの間でいちばん注目すべき違いというのが、蓄積可能なデータ容量と言えるでしょう。Cookieでは小さなデータの扱いが目立つようですが、Web Storageでは数MBと言った大きなデータを蓄積することが可能とされています。これにより、一度データを蓄積すれば、次回からWebStorage上にあるデータを表示させることで、作業効率は向上すると言えるでしょう。サーバ側にリクエストする必要もなくなるといった点も見逃してはならないポイントでしょう。次に注目すべきは「有効期限」と言えるでしょう。Cookieをブラウザにセットする場合には、有効期限を指定することが可能ですが、Web Storageはそれが出来ず、用意されたセッション・ストレージとローカ ル・ストレージという2種類のストレージは、ブラウザウインドウを閉じるまでの一時的なデータとしてか、永続的なデータとしてかといった点を区別できるだけのもので、ドメインやパスの指定なども同様とされているようです。Cookieの場合、ドメインとパスを指定し、データ蓄積をしたり、データ送信する対象となるページやサイトを指定できるようですが、Web Storageでは無条件でホストごとに区別されることになるようです。そのため、ホストが同じ場合、どのページからでも蓄積したデータを操作可能というのはメリットと言えるでしょう。このことから、ディレクトリパスによってユーザーを区別する共用サーバなどでは、Web Storageの利用は避けるべきということがわかるでしょう。

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