デスマーチ対策

ホームページ作成の途中、メンバーが対応しきれない負荷がかかり続けることを「デスマーチ」と呼んでいます。こういった状態が続いてしまうと、制作者の疲弊は当然ですが、成果物自体に影響を及ぼしかねないでしょう。最悪な状況としては、制作者だけでなく、発注者をもまで巻き込んで負担をかけてしまう危険性があると言えるでしょう。こんな中でサイト公開になんとかこぎつけられたとしても、一般的に制作費用の追加請求というのは難しいとされており、プロジェクトに関係した人たち全員の中に残念なしこりが残ってしまうという可能性も否定できないでしょう。デスマーチの発生には主に2つの要因が挙げられ、1つ目は、制作計画の見誤りというものが要因である場合でしょう。スケジュールを見誤ってしまうと、制作が間に合わないことは明白でしょう。また、要件定義と詳細がずれている場合にも計画自体に変更が必要になってくるでしょう。不確定要素などを見つけた場合には、それがのちに致命的になるかどうかということと、もし致命的な場合、いつまでにその内容を確定させるべきかという点を発注者とすり合わせておくことが必要でしょう。見積もり段階で曖昧な点はしっかり解消した上で計画を練っていくことが重要でしょう。現場でのプロジェクトマネジメントというのは、デスマーチ対策の万能薬とは言い切れませんが、ここを怠ってしまうと逆に、プロジェクトマネジメントの未熟さがデスマーチを起こす要因となってしまう危険性は否定できないでしょう。不明な点はしっかり書き出し、情報の整理と管理を徹底していくことが大事なのではないでしょうか。また、入念なプロジェクトチェックを周囲に協力してもらうことも良いのではないでしょうか。特に新人プロジェクトマネージャーと言った場合には、扱いがデリケート故に穴が開いてしまうといった事例が多発してしまう傾向にあり、デスマーチ発生の要因になりがちと言えるため、フォロー体制を整えるのも重要でしょう。

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