レビューと本音

ホームページ作成の見積書を作るにあたり、技術的な点とビジネス的な点という2つの視点からレビューを受けることはとても有効であると言えるでしょう。技術的な部分は、コーダーやエンジニアなどの視点から、ビジネスの部分においては、プロデューサーやプランナーと言った視点からのレビューが良いと言えるでしょう。もちろんそれ以外の様々な職種や職位の人たちをできるだけたくさん巻き込んでいくような体制づくりは大切で、それを実現できれば、効率は大きく飛躍できると言えるでしょう。また、責任の所在と言ったことは、制作の見積作業の便宜上、ドキュメントの編集者を決めておき、見積の資料などに作成者として明記しておくことも大切でしょう。資料は、レビューしてもらう対象に合わせて、少し内容を書き分けるというのも良い対策と言えるでしょう。発注者にはデータや根拠を明確にしたものを提示し、制作者や内部のプロジェクトチーム向けには経緯が分かるよう詳細な情報を提示するようにすると良いでしょう。このような時には、そもそも制作者向けの見積書を軸にして発注者向けのドキュメント作成を行うと、効率的で楽に作成できるでしょう。もしもレビューや発注者との間に折衝が発生した場合、どういった経緯でどこを変更するかという点など、明確な変更箇所と責任の所在提示なども重要になってくるでしょう。その他にも、フィードバックを得ると言った場合には、発言者と、そのコメント内容は記録しておくべきでしょう。それに倣い、そのフィードバックへの回答と結果や、具体的は見積もりの修正といったものも明確にしておくべきでしょう。こうした見積書の内容に対しての本音や根拠というのは、さりげない会話の中からも多く感じられるため、オフィス内を移動して情報収集していくという地道な方法もおすすめでしょう。

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