- 2020-8-18
- Webデザイン
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CMYKやRGBのように、絶対的な色を直接表現するといったことではなく、あらかじめ多くの色番号と対応するRGB成分値の対応表データといったものを用意し、各画素ごとに色番号をつけていくという方法もあるようです。この時使用する対応表データのことを「カラーパレット」や「カラールックアップテーブル」、「カラーマップ」と呼んでおり、これで表現されている色を「インデックスカラー」と呼んでいます。カラーパレットを256個分用意したと仮定してみると、一つの画像に対し、256色までの色が表現できるとされており、それぞれの画素は8ビット、つまり1バイトで表すことが可能と言えるでしょう。これを「8ビットカラー」と呼んでおり、色の数が少ないといった画像を使用する際には効果的と言える圧縮方法でしょう。デジタル画像というのは、ファイルという形で保存することが可能であり、このファイルというのは、ひとまとまりのデータの基本単位とされ、ファイル単位としてデータの保存や、出力、授受といった事を行えるようです。ファイルには、ある決まった規格というものに基づいてデータが収められるようになっており、その決まった規格のことを「ファイル形式」や「ファイルフォーマット」と呼んでいます。ファイル形式は、ヘッダとデータという2つの部分に分けることができ、ヘッダには、ファイル形式に対応して、画像のサイズやデータ圧縮のアルゴリズムといった情報が書かれているとされています。一般的なファイルのフォーマットとしては、画像データの場合、BMP、JPEG、GIF、 PNGといったものがあり、ホームページ作成用の画像としてはJPEG、GIF、PNGといったものを利用することが基本的と言えるでしょう。映像データにおいては、MPRG、AVIなどが主流とされ、音声データにおいてはWAVE、MP3といったものが代表的と言えるでしょう。