サイト制作のプレゼン

プレゼン、ミーティング中の4人

提案内容を伝える場がプレゼンです。

発注者と制作者だけでなく、資金を提供するスポンサー等、ステークホルダーの方々が参加する場合もあるようです。ステークホルダーとは直接製作にかかわらなくても、間接的に影響を受ける企業などを指します。プロジェクトの実施要項によっては同じステークホルダーでも利益のある企業や人もいれば何かしら不利益を被ってしまう人も出てくるかもしれません。ステークホルダーそれぞれの要求内容や期待を明確にして、その影響や内容を適切にマネジメントするプロセスが、ステークホルダー期待のマネジメントと言えるでしょう。
 
中小規模のプロジェクトでは、ステークホルダーといってもサイトユーザーや発注者自身の取引先くらいしか主追いつかないかもしれませんが、発注者の声ばかりを意識してしまうと実際に制作したWEBサイトの方向性や収益が相反してしまい、納品前に大きく内容をひっくり返さなくてはいけなくなってしまったりサイト公開後にトラブルが発生する可能性があります。プレゼン時点で、それら見えないステークホルダーの期待するマネジメントを意識し、プレゼン資料や発表内容、質疑応答に答える準備をしていたほうがいいと思います。

それらを踏まえた上でプレゼンでクリアしなくては行けないこととして、与件や課題など発注者側のことを詳しく知った上で組み立てた提案が、発注の決定権を持つ人にしっかりと伝わることだと思います。資料だけでなく、プレゼン時の立ち振舞や姿勢などを含めたすべてのことが相手へのメッセージであると思い、丁寧に行うことが大事だと思います。

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